作品 1〜作品 20


 

『ホロスコープ・ラプソディー 星占いの世界』 作品1

施設に寄せられたアンケートを集計し、この時期、最も求められていたテーマを作品化しました。黄道の解説、12星座の成り立ち、占星術の歴史、性格占いバトル、ホロスコープ実地検証など、プラネタリウム機能をフルに活用し、当時はまだ少なかった娯楽型ソフトを目指した作品でした・・・が、お客さまの反応は様々。上映が終了する度、コンソールに届く喜びの声で気持ちを支えつつ、厳しい反省と分析を繰り返す日々となりました。


【企画・音楽(BANANA)・脚本・演出】 ◇テーマ部のみ(12星座紹介含む)/45分
PARCOアストロドーム(No.1)


『星空のファンタジア 悪魔と旅するスペースワールド』作品2


プラネタリウム上映中に悪魔が乱入! あのデーモン小暮閣下参加による破裂作。施設の5周年記念番組として企画しました。奇想天外ながら「中世と現代の天文学比較」「知識と人類の歩みを考察する」「ブラックホールと人類の闇」など、テーマに深遠な側面をもたせ、ただのお遊びでは終わらせていません。「笑っていいとも!」など多くのメディアで紹介され、興行的にも大ヒットした作品になりました。
【企画・脚本】 ◇星座紹介にテーマ部が割り込む(?)形式/45分 
PARCOアストロドーム(No.2)



『青い海と南十字星 〜南半球に浮かぶ楽園の星空〜』作品3


映像を厳選し、音による空間演出を全面に押し出す・・・現在のスタイルの原型ともいえる作品。日本から憧れるまだ見たことのない南の空への想い。全天周映像による「パラオ諸島」の空撮。看板に偽り無く、青い海と南十字星への憧れに満ちた構成です。南半球の星座を様々な手法で紹介し、北半球星座との歴史的な対比からその存在の特異性なども表現。南太平洋に伝わる民話をもとに、南十字星のための創作神話も制作しました。気持ちごと持って行かれる浮遊感は爽快です。声の出演は、この作品以後かけがえの無い存在となる島本須美と、一作目より作品を支え続けている榊原忠美。上映終了後、再上映の希望が多数寄せられました。

【企画・音楽(BANANA)・脚本・演出】 ◇テーマ部に星座紹介を挿入/45分
PARCOアストロドーム(No.3)



『「赤とんぼ」によせて オーパーツ幻想』 作品4


当時注目を集め始めていた「オーパーツ(OOPARTS それを生み出した時代や文化のレベルに合わない、場違いな工芸品)」に着眼。歴史への視点を揺さぶりながら「常識の真偽性」や「マクロからミクロ」「宇宙の創世」と、この世界を壮大な視野で見つめ直します。声の出演は寺尾聰、由紀さおり、田中信夫、川村万梨阿。満天の星空に響くアカペラの「赤とんぼ」が胸を打つ意欲作です。
【企画・音楽・脚本・演出】 ◇テーマ部に星座紹介を挿入/45分
PARCOアストロドーム(No.4)


『「ジャック・マイヨールの世界」青い海とプラネタリウム』作品5


「ジャック・マイヨールの世界展」のイメージ・プログラムとして制作された作品。満天の星空のなか、文字テロップと波音、グジラの歌、ジャック・マイヨールの言葉が、どこまでも深い海の彼方、映画「グラン・ブルー」の世界へと導きます。
【企画・脚本・演出】 ◇テーマ部に一部南天の星座紹介を挿入/30分
PARCOアストロドーム(No.5)


『〜ガイアの砂漠より〜 月の贈りもの』作品6


砂漠で月を見上げる男と、月面から地球を眺める男。語り合う二人の中に芽生える一体感とは・・・。それぞれの声を演じる藤岡弘、と坂上忍のかけ合いは、たいへん多くの共感を呼びました。ガリレオ、ニュートン、アポロ計画、月と生命のリズムなど、多角的に月と人類の関係を描きます。喜多郎の「古事記」など3枚のアルバムからの楽曲使用を特別認可。プラネタリウム空間、その本道の果てにある可能性を手にした作品。

【企画・脚本・演出】 ◇テーマ部に月面で行なうの星座紹介を挿入/45分
PARCOアストロドーム(No.6)


『クリスマスファンタジー’95』作品7


クリスマスにまつわるオリジナルストーリーと音楽で構成されたファンタジー空間。1989年より恒例となっていた「星」と「クリスマス」の結びつきを描くオート+マニュアル操作番組を作品化声の出演はこの作品以降毎年クリスマスのコンビとなる榊原忠美&平野さわこ。この企画はスタイルを変えながら現在も継続中です(2003年現在)。
【企画・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部に生解説による星座紹介を挿入/45分
PARCOアストロドーム(No.7)


『星と音の物語』作品8


プラネタリウムにまったく音が無かったとしたら・・・
いきなり星たちが空でダンスを始めたら・・・
流星の音を聴いてみるコーナーや、ベートーヴェンの第九と全天周映像で歌い上げる地球賛歌など、音と星の空間的実験と融合を試みた作品。なかでも惑星投映機を使った「星のダンス」は大評判でした。声の出演は西村雅彦! 涙あり、笑いありのエンターテインメント色豊かな一品です。

【企画・音楽・作画・脚本・演出】
◇テーマ部にナレーション無しの星座紹介を挿入/45分>
PARCOアストロドーム(No.8)


『星と音の物語 special edition』作品9


「星のお兄さん」の熱意と尽力により、ラフォーレ琵琶湖スターライトホールでの番組制作プロジェクトが始動。第一弾として、当時の最新作『星と音の物語』を加筆、再録音(星のお兄さんも出演!)し、映像演出を新たに構成した特別編として制作。奇抜さのに中にも温もりのある、とても味わい深い作品に仕上がりました。
【企画・音楽・作画・脚本・演出】
◇テーマ部にナレーション無しの星座紹介を挿入/45分>
ラフォーレ琵琶湖スターライトホール(No.9)


『宮澤賢治生誕100年企画 イーハトーヴの星空』作品10


幼いころから繰り返し触れ、触れるたびに痛みのようなものを感じていた存在、宮沢賢治・・・
オーディオドラマの構想をドーム空間に展開。これまでのプラネタリウム作品の概念を振り払い、他の表現形態にとらわれない、独自の空間創造を試みました。賢治の宇宙を開き、賢治と出会い、「ふたごの星」や「よだかの星」「銀河鉄道の夜」などの作品を通じ、この現代において賢治と向き合う一つの姿を描きます。繰り返しイーハトーヴを歩き、賢治の残像を追い、抱え続けたイメージの果てに生まれた渾身の一作。投映中より極めて強い支持を受け、現在でもリバイバルの声が絶えない作品です。声の出演は利重剛、中尾幸世ほか。

【企画・音楽・作画・脚本・演出】
◇テーマ部に「ふたごの星(惑星投映機8個)」を踊らせた星座紹介を挿入/45分
PARCOアストロドーム(No.10)
ベネッセ・スター・ドーム(No.13)


『crisis』作品11


瞳、砂の城・・・幻想的、抽象的なマルチスライド素材と、惑星や生命の姿など、細切れになった全天周映像のフィルムを15分に及ぶシンフォニック・ロック組曲の中で編集。イメージを喚起する子どもたちの言葉の中で、感性のみを指針に臨場感豊かに描く強烈な短編。このスタイル、二度と作れないかもしれません。
【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部のみ/15分
PARCOアストロドーム(No.11)


『星空の部屋 〜ホロスコープと宇宙の憧れ〜』作品12


「立ち読み式12星座占い」「ホロスコープ体験」「真面目な占星術」「星と人の精神的距離」「過去を生きた人々と同じように・・・」などのテーマを設定し、学術的・神秘的・娯楽的要素を様々なスタイルで描きました。黄道や12星座が生まれる過程を当時の心境になって想像してみたり、自分の星座を追いながら星占いの意味と向かい合ってみたり・・・と、体験型の印象を前面に出した作品です。
【音楽・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部のみ/45分
ラフォーレ琵琶湖スターライトホール(No.12)
みかぼみらい館/声優変更MIX版1998年(No.24)


『クリスマスファンタジー’96』作品13


恒例のクリスマスにまつわるオリジナルストーリーと音楽で構成されたファンタジー空間。「聖夜の星空案内」や、昨年に続くショートストーリー「もみの木」、「ベツレヘムの星」を検証するコーナーなど好評の企画で構成。約一ヶ月にわたる上映期間内、特に後半は一日10回の連続上映にもかかわらず満席が続出しました。
【企画・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部に生解説による星座紹介を挿入
PARCOアストロドーム(No.14)


『星屑の記憶』作品14


「ヘール・ボップ彗星」「オーロラ」「創作童話」「カール・セーガン追悼」をひとつの大きな流れのなかに織り込み、形式に捕らわれない奔放なドーム演出を実現しました。スタッフ、お客様、双方から最も支持を受けた作品です。
【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部に星座紹介を挿入/45分
PARCOアストロドーム(No.15)


『星めぐり 〜もうひとつのプラネタリウム〜』作品15


「ラフォーレ琵琶湖スターライトホール」で決定的人気を誇る「星のお兄さん」と「びわっちくん」の爆笑星座案内をオート番組で再現しつつ、神話や惑星探査などを独自のノリで料理。プラネタリウムの概念を無視した展開はまさに一触即発。

【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇星座笑介とテーマ/45分
ラフォーレ琵琶湖スターライトホール(No.16)


『衝撃の火星 〜地球外知的生命探索ファイル〜』作品16


当時、人類の運命はモルダー&スカリーにゆだねられており、火星生命の可能性は世界を熱くしていた・・・。虚構と現実に対し、時には冷静に、時には本気で茶化し、たたみかけるような展開で人気を得た奇作。火星のデータ、火星の観測や探査の歴史、地球外生命の可能性を追う一方、UFOや宇宙人の真偽を真正面からとらえます。UFO・宇宙人の存在をめぐり、あの矢島正明と田中信夫が大バトル?!


【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部に星座紹介を挿入/45分
PARCOアストロドーム(No.17)


『星空への憧れ 〜プラネタリウムはじめの一歩〜』作品17


プラネタリウムの番組が完成するまでを、「空間」「音」「映像」「星」の要素で構築して行くことで、プラネタリウム世界をゼロから楽しんでいただく作品。「リラクゼーション空間」「星空結婚式」などプラネタリウムの新たな可能性も具体的に表現。ラフォーレ琵琶湖スターライトホールの自由なスタイルをバリエーション豊かに打ち出した作品です。
【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部に星座紹介を挿入/45分
ラフォーレ琵琶湖スターライトホール(No.18)


『星々の神話』作品18


「ギリシャ神話」「創作神話」「大航海時代」「現代の神話」など、星空に伝わる神話や伝説の数々を、朗読や全天周映像などを交えつつ、様々なスタイルで構成。時代と共に変化する「星空」を見上げる視点を丁寧に表現しつつ、それでも変わらぬ人々の星・宇宙への想いを情感豊かに描きます。
【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部と星座紹介が混入/45分
PARCOアストロドーム(No.19)



『Dear Blue 星々の子どもたちへ』作品19


宇宙の仕組み・・・その果てしない哀しみと喜び、人間として世界を意識し始めた少年の葛藤と、青い空、青い海が導く近い記憶、遠い記憶・・・現在を生きること、未来に願いを込めて描く大型映像作品。
【音楽・脚本・監督】
ベネッセコーポレーション制作によるアストロビジョン/オムニマックス作品

ベネッセ・スター・ドーム
八王子市こども科学館 
すみだ生涯学習センター
さいたま市宇宙劇場
日立シビックセンター天球劇場


『クリスマスメモリー’97』作品20


クリスマスにまつわるオリジナルストーリーと音楽で構成された期間限定プログラム。この年に注目を集めた「火星」のご紹介や「北十字星と南十字星への旅」など、PARCOアストロドーム『クリスマスファンタジー』の流れをくみながら、より親しみやすさとプラネタリウムらしさを意識した企画。なんともいえぬ幸福感が好評。
【企画・音楽・作画・脚本(一部挿入物語有り)・演出】
◇テーマ部のみ/30分(テーマ部の途中で生解説が入る構成)
ベネッセ・スター・ドーム(No.20)

 

 

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