作品 41〜作品 60


 

 

『海の歌 星の夢 〜ロマンティク・チャレンジ〜』作品41


前年に制作された『ロマンティク・チャレンジ』の音声、声の配役を変更した新しいバージョン。時間が短くなった分、作品として掘り下げきれていない部分があるものの、表現力は強化されました。

【企画・音楽・脚本・演出】 ◇テーマ部のみ
すみだ生涯学習センター(No.43)


『星の贈りもの』作品42


年老いたプラネタリウム解説員の回想・・・まだ若いころ、少女から質問されて困ったことがあったっけ・・・
「コロの星は、どこ?」
少女のお父さんは悲しむ少女にこう言ったといいます。
「コロは星になったんだよ・・・」
解説員は悩みます。事実を伝えるべきなのだろうか? 事実? 事実ってなんだろう・・・解説員によみがえる幼いころの記憶・・・もう一度、向かい合ってみようか・・・そのとき、解説員は確かにコロの星を見たのです・・・
光年や星の正体、移り行く星々の解説、こいぬ座神話などを織り込みながら、切なくも優しい時間が流れます。


【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部のみ/30分
宗像ユリックス プラネタリウム(No.44)
ベネッセ・スター・ドーム(No.46)
日立シビックセンター天球劇場(No.58)
大崎生涯学習センター(No.68)


『星の贈りもの special edition』作品43


『星の贈りもの(作品40)』の主人公、年老いたプラネタリウム解説員が、前半に自ら星空案内をする特別編。

【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇秋の星座紹介+テーマ部/45分
高崎市少年科学館(No.64)
タイトル『秋の星、こころの星』つくばエキスポセンター(No.65)


 

『石川賢治 プラネタリウム月光浴』作品44


石川氏の指導のもと、スライドとビデオによる映像空間を創造。イメージシーンのプラネタリウムパートを制作。

【音声MIX・制作/演出補助】
PARCO アストロドーム(No.45)


『七つの星の物語』作品45


地元に伝わる「昔ばなし」を、創作を含めて大胆にアレンジ。舞台の取材成果を効果的に使用し、美しくも悲しい星空物語として新たな命を吹き込みました。まるで現地から見上げる星空が特別であるような感覚が生まれ、その一体感にしばし陶酔できます。星空神話の誕生を肌で感じられるかのような珍しい作品です。

【音楽・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部のみ/21分
みかぼみらい館(No.47)


『クリスマスメモリー’99』作品46


すっかり恒例となった、クリスマスにまつわるオリジナルストーリーと音楽で構成された特別プログラム。2000年を目の前に「1900年代」の人と宇宙のかかわりにもスポットを当て、プラネタリウムならではの感覚で過ぎ行く時間の流れに思いを馳せます。

【企画・音楽・作画・脚本(一部挿入物語有り)・演出】
◇テーマ部のみ/30分(テーマ部の途中で生解説が入る構成)
ベネッセ・スター・ドーム(No.48)



『2000年 宇宙への夢』作品47


「みえこどもの城」で募集した「宇宙への夢 絵画展」。前年の「みんな宇宙人!!」に続き、そこに集まった子どもたちのたくさんの絵を眺めつつ、一枚一枚の絵が活躍できる心温まる物語を創造する第二弾。絵を通じて子どもたちと語り合い、稿を重ねました。スタッフの熱意にも押し上げられ、非常に完成度の高い作品に仕上がっていたと思います。忘れられない存在です。

【音楽・脚本・演出】 ◇前半に冬の星座めぐり有り
みえこどもの城(No.49)



『星のミレニアムクリスマス』作品48


まるで星空のなかでラジオのクリスマス番組を聞いているようなユニークな作品。実際にFM局でDJの語りを収録し、リアルな感触を追求。途中、音楽の部分はプラネタリウムによる演出。イヴの星空散歩では惑星投映機による星空案内を披露。放送局とのリンク、その可能性を試みた作品。

【音声MIX・(脚本・演出/ベツレヘムの星、星座紹介のみ)・制作補助】
◇冬の星座紹介を挿入/40分
PARCO アストロドーム(No.50)



『ふたり』作品49


ヴァレンタイン〜ホワイトデー期間の特別プログラム。Eメールなどの表現を活用し、日常の恋愛模様と星空を結び付けて展開しました。「オルフェウス神話」や相手を想う切なさが交差する後半は味わい深い余韻を残しました。

 


【企画・音声MIX・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部に星座紹介を挿入
PARCO アストロドーム(No.51)

 


 

『春の星座紹介』作品50


予め用意されたテキストに従って制作した星座紹介。大型映像とセットで投影するための星空案内です。

【音楽・作画・音声演出】 ◇星座紹介のみ
福岡県青少年科学館(No.52)



『すばる 〜いちばん遠くの星をもとめて〜』作品51


「初めて星空を見上げたときの、あの感動を音楽にしたい」そうした想いを胸に悩む一人の音楽家。
あのとき感動した空はどんなだったたろう・・・美しい星空を求めて、まずは条件を満たす場所をプラネタリウムでシミュレーションします。
ハワイ島、マウナケア山。
星空を見上げながら、日本からマウナケア山で見上げる星空へ向かう旅を実際に再現。
雲海を眼下に見上げる満天の星空に音楽家は言葉を失います。その地で宇宙に目を向け続けているのは日本が誇る「すばる望遠鏡」。宇宙の仕組み、時間を超えた宇宙の姿、すばる望遠鏡がとらえようとしているテーマに思いを馳せたとき、音楽家の中に一つの旋律が浮かび上がります・・・一般的な「すばる望遠鏡」の成り立ち、能力の紹介に止まらず、その可能性、そこに生まれる宇宙への感慨を、美しい音楽と共に情感を込めて描く異色作です。


【音楽・作画・脚本・演出】
◇星座紹介を挿入したバージョン&生解説をはさむバージョンの二種>
伊丹市立こども文化科学館(No.53)
文化パルク城陽(No.54) 
みえこどもの城(No.55)



『セレーネ 〜月への想い〜』作品52


「お月さまには、うさぎさんが住んでるのよ・・・」
すでに日常生活の中で、その存在感が霞んでしまったかにも思われる「月」。
「もしいなくなっても・・・気づいてもらえないかも!?」
じっさい、わたしたちはどれくらい「月」のことを知っているのでしょう。
意外に知らない月のデータの数々や、なかなかピンと来ない「月の満ち欠け」の解説にガッテン! ダイナミックな「アポロ計画」にワクワクした後は、現在、さらに月を知るために旅立つ準備を進めている「セレーネ計画」のご紹介。
でも知れば知るほど「そこにうさぎさんはいない・・・」
過去から現在、そして未来へ・・・「月」と人類、「お月さま」とわたしたちのあらたな時代を描くNASDA(現JAXA)配給作品。


【音楽・作画・脚本・演出】 _星座紹介+テーマ部
つくばエキスポセンター(No.56)
板橋区立教育科学館/音楽・作画・脚本・音声演出のみ(No.57)
北九州市児童文化科学館(No.63)
みかぼみらい館(No.66)
ベネッセ・スター・ドーム(No.67)
関市まなびセンター(No.71)
宗像ユリックス プラネタリウム(No.72)
さいたま市宇宙劇場(No.80)



 

『四季の星空散歩』作品53


移り行く四季の星空のイメージを様々な音楽の表現で彩る「星空散歩」のバリエーションです。


【企画・音楽・脚本・演出】 ◇星座紹介のみ/15分
ラフォーレ琵琶湖スターライトホール(No.59)



『宮沢賢治の星空 〜イーハトーヴ Part1〜』作品54


4年の歳月が流れてもなお、再上映のリクエストが途絶えることのない『イーハトーヴの星空(作品10)』。時代的な背景にも後押しされ、普及版制作の依頼が浮上。第二章に取り掛かる前に、もう一度だけ向かい合うことになりました。今回求められたのは、主人公の設定を10代後半とし、内面、現代、現実との葛藤をより鮮明に描くこと。互いに触れ合うべきものを必死に探し続け、共鳴、不協和音を繰り返しながも、賢治の背中を探し、童話の中をもがきながら追い続けます。作り終え、繰り返し見つめ直し、今でもまだ探しています。PART2を望むとても多くの声をいただきました。

【企画・音楽・作画・脚本・演出】 
◇テーマ部に「ふたごの星」が巡る星座紹介を挿入/45分
『宮沢賢治の宇宙 〜イーハトーヴヘ〜』みかぼみらい館(No.60)
ベネッセ・スター・ドーム(No.62)
すみだ生涯学習センター(No.79)



『SOUND FANTASY』作品55


満天の星空を眺めながら、ゆったりと音楽に身を委ねるひととき・・・多くの人が憧れ、求め、繰り返し番組化されてきた企画です。プラネタリウム本来の機能を徹底して引き出すことに全力を注ぎ、リズム、広がりと静けさを大切にしながら、多彩な空間演出を展開しました。

【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇惑星投映機による夏の星空散歩を含む
PARCO アストロドーム(No.61


『クリスマスメモリー』作品56


これまでの「クリスマスメモリー」をベースに、物語や人類の宇宙開発などに触れながら構成したショートバージョン。

【音楽・作画・脚本・演出】
◇テーマ部のみ(テーマ部の途中で生解説が入る構成)
大崎生涯学習センター(No.69)



『クリスマスメモリー 2000』作品57


この年のテーマはサンタクロース。心温まる物語やダイナミックな映像展開で、ドームいっぱいに雰囲気を盛り上げました。

【企画・音楽・作画・脚本(一部挿入物語有り)・演出】
◇テーマ部のみ(テーマ部の途中で生解説が入る構成)>
ベネッセ・スター・ドーム(No.70)



『宇宙へ行こう! クイズ? 宇宙飛行士入門編』作品58


宇宙へ行くには? 宇宙飛行士になるためには? そうした質問や疑問に、クイズでチャレンジする楽しいプログラム。番組を見終えるころにはみんな宇宙飛行士!? 大型映像や星(惑星投映機)のダンスなどをふんだんに盛り込み見応え充分。オート・プラネタリウムの魅力、満載です!

【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇春の星空散歩+テーマ部
福岡県青少年科学館(No.73)




『このすばらしき世界 〜宇宙と風船をめぐる旅〜』作品59


「ただ、ここに居るだけでいい世界、安心していい世界・・・」
なんでも見たいものが見られて、なんとなく、知りたいことも知ることができて、でもなんだか、だからどうなの? って思うことも多くて・・・夜空を見ても宇宙は見えないし、自分の体を見てもDNAなんて見えない。水蒸気だといわれている雲は歩けそうだし、「時は金なり」なんてナンセンスだと思う。だから、もしできるなら、もう少し、この世界を感じてみたい。無限のドーム空間の中で、満天の星々に包まれながら・・・
胎内の遥かな記憶、時間や長さの成り立ち、ミクロとマクロの世界、宇宙から見る地球、死と生・・・何ができて、できないのか、他の空間では味わうことができない感覚を求め、生まれる前から、原子に還るその日まで、時間と感性を揺さぶる入魂の一作。

いつか風船を持って、星空を見に行こう・・・


【企画・音楽・作画・脚本・演出】 ◇テーマ部のみ/30分
ベネッセ・スター・ドーム(No.74)
『宇宙の詩 〜このすばらしき世界〜』オリジナル版をベースに、さまざまな映像装置により躍進、進化したバージョン/宗像ユリックス プラネタリウム(No.75)


『天の川 〜銀河の旅〜』作品60


天の川・・・見たことありますか? 蛍・・・見たことありますか・・・
かつて人は、天の川に人生を見たといいます。仮説ですが、地上絵を描いたナスカの人々は、地上と天の川を結び、雨期を待ちました。宮沢賢治は、北十字から南十字へ天の川を走る列車を見ました。今、空を見上げるわたしたちの瞳には、どのような「天の川」が映るでしょう・・・
銀河系としての姿、太陽系の位置、構造、動き、中心部「いて座Aスター」の様子、銀河たちが構成する広大な宇宙の姿など、科学的な観察と、過去から現代に至るイメージを通し、あらためて「天の川」を眺め、想像します。
蛍が舞う夜、見上げると、そこには「天の川」。もう街中では見られなくなった微かな光たちに、静かに思いを馳せるひとときです。


【音楽・脚本・演出】 ◇夏の星座紹介+テーマ部
つくばエキスポセンター(No.76)

 

 

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